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このところあまりにも活字中毒状態が目に余るので、自ら律して読書量のペースダウンを図ることに。
時代小説だと慣れもあってついだらだらと読み進めてしまいそうなので、キリもいいので新規に読み始める本を現代モノにコンバートしてみました。
えぇ、そりゃあ見事に無理なくペースダウン致しましたとも。(判りやすいな、自分)
今読み始めたのは伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』と香月日輪の『妖怪アパートの幽雅な日常』。
前者は同じ売り場の子に借りたもの、後者は買ったわけではないのですが…まぁお勉強も兼ねて…まぁ…(察して下さい)
伊坂幸太郎って名前のイメージからずっと勝手に年いった人かと思ってたら、割と歳の近い人らしいと最近気付いた。
(いや、高校時代に伊坂先生という岩城晃一似の渋い男前の先生がいたので…)
まだ7・80ページほどしか読んでませんが、今の時点で既に萎えそう…orz
文章自体がどうこういうのではなく、モチーフに現代人特有の悪意みたいなものが仄見えてものすごく気持ち悪い上に、書き手が上手いだけに本当に身につまされる怖さがあります。
実際問題として起こってる事象の凄惨さは、このところ読んでた時代小説の方が余程ひどいのかもしれませんが、事件の根底に流れる人の心の昏さはこっちの方が断然上だな…。
逆に『妖怪アパート…』は現代伝奇モノといった感もあって、まだ冒頭ながらちょっと心が暖まりそうな感じ。
癒しだね、癒し!
同時進行なのでまたごっちゃにならないように気をつけながら読み進まねば…このままだとうっかり河崎が妖怪アパートの住人になってしまうよ。(苦笑)