[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私は基本的に文庫の巻末に載っているあまり読まない性質なのですが、ある時何かの拍子に読んだ解説の中に『若さま侍捕物手帖』の話が出ていて、妙に興味を惹かれて探し回った挙句手に入れたのがこの一冊です。
元々古い作品なのもあって今となっては文庫で再版されているシリーズですら入手は難しいでしょうが、7、80年代頃からそれ以前の時代劇を懐かしいと思われる方は是非ご一読なされることをオススメ致しますv
恥ずかしながらワタクシ、最近仕事の勤務時間と旦那の帰宅時間の関係で晩のご飯を作るのは週に数えるほどしかございません。
…というか、朝も昼も自分しかしない食事の支度をするのが嫌で仕方ないのです。
(それは主婦として如何なものか!?)
だって、自分の口を贖うためだけに料理する気にならないんですもの…誰かと一緒にとか旦那が食べる為だというなら一食分でも作りはしますが、自分で自分のためにっていうのは…何かねェ…。
そんな訳でオフの今日は珍しく(オイ)料理なんぞしていた訳ですが、見事に引篭もりの一日だったせいもあって冷蔵庫にあったひき肉で簡単にハンバーグを作っただけだったんですが…どんなに普段はサボっていてもそれなりの味には仕上がるのでございます。
私の料理の腕云々という自慢ではなく、それは多分に私が使っている調味料たちのおかげなのであります。
(今更良妻を気取る気持ちなんてさらさらないのでございますよ)
実は私、小さい頃からケチャップやらソースがあまり…というか、全くもって好きでない変わり者の子供でした。
マヨネーズはかろうじて(それなりに)好きでしたが、基本的に出された料理はそのまま食べる性質だったので、特にあらかじめタレだのが用意されている料理以外にわざわざケチャップやらソースを元の味がわからなくなるほどぶっかける人の神経は到底理解しがたいものでした。
さて、いざ自分が食べるオンリーの立場から作る側になるに至って微妙な問題が出てきたのですよ。それは…
ハンバーグにソースをかけるべきか否か!
何をつまらんことを…と言うなかれ。 些細な日常のすれ違いがひいては熟年離婚に至ったりする原因になったりもするんですよ?(大袈裟)
個人的にはハンバーグにはソース(手作りであろうがなんであろうが)なんてかけたくない私ですが、ハンバーグがあまりお好みでないらしい旦那はソースは必須だというのです。
「(ちっ、めんどくせーな…)」と思いながらも一番簡単なソースを作ってかけましたとも、えぇ。
そう、アレですよ。ハンバーグ焼いた後の肉汁にソースとケチャップと(少々の醤油)酒をぶっこんで一煮立ちさせる超簡単ソース!(実家でもよく作られてました)
…結果、旦那は喜んでましたが、私はというと「(何が美味いんだかわかんねーよ)そりゃ、ありがとうよ」と内心毒づきながらうんざりしてたのでした。 そりゃそーだ、ケチャップもソースも好きじゃない人なんですもの。
それがここ一年ぐらいで見方が180度変わりました!
ソースもケチャップも超美味いじゃん!?と…。
「そんな徹底したソース嫌いが何故?」と思われるかもしれませんが、コレが結構簡単なお話だったのですよ。
ソースもケチャップもメーカーを替えたのです。(えー)
私なんぞの世代だとケチャップは○ルモンテ、ソースは○ルドックっていうのが関東あたりじゃ定番だと思うのですが、コレを思い切って多少高くても目先の変わったものに替えてみたのです。
そしたらビックリするほどハンバーグソースの味も変わってしまったのです!(当然)
や~、そしたらソースもケチャップも単品でも良く使うようになりました。うん。
延々書いて結局のところ何が言いたいのかというとですね、『手抜きしても美味しいもの作りたければ、調味料も替えてみれば?』ってことです。
いや、調味料に限らず定番…と思っているコトをちょっと変えてみるだけで意外な発見があるものですよ?って話です。
古いしきたりを守っていくのも時には大切なことだけど、単にそれが不精やおざなりになっているだけのことならそれを変えて風通しを良くしてみるのも打開策になる場合もあるので試してみる価値はあるよね?
些細なことだからこそ、そういうことこそ侮るなかれよ。
このところあまりにも活字中毒状態が目に余るので、自ら律して読書量のペースダウンを図ることに。
時代小説だと慣れもあってついだらだらと読み進めてしまいそうなので、キリもいいので新規に読み始める本を現代モノにコンバートしてみました。
えぇ、そりゃあ見事に無理なくペースダウン致しましたとも。(判りやすいな、自分)
今読み始めたのは伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』と香月日輪の『妖怪アパートの幽雅な日常』。
前者は同じ売り場の子に借りたもの、後者は買ったわけではないのですが…まぁお勉強も兼ねて…まぁ…(察して下さい)
伊坂幸太郎って名前のイメージからずっと勝手に年いった人かと思ってたら、割と歳の近い人らしいと最近気付いた。
(いや、高校時代に伊坂先生という岩城晃一似の渋い男前の先生がいたので…)
まだ7・80ページほどしか読んでませんが、今の時点で既に萎えそう…orz
文章自体がどうこういうのではなく、モチーフに現代人特有の悪意みたいなものが仄見えてものすごく気持ち悪い上に、書き手が上手いだけに本当に身につまされる怖さがあります。
実際問題として起こってる事象の凄惨さは、このところ読んでた時代小説の方が余程ひどいのかもしれませんが、事件の根底に流れる人の心の昏さはこっちの方が断然上だな…。
逆に『妖怪アパート…』は現代伝奇モノといった感もあって、まだ冒頭ながらちょっと心が暖まりそうな感じ。
癒しだね、癒し!
同時進行なのでまたごっちゃにならないように気をつけながら読み進まねば…このままだとうっかり河崎が妖怪アパートの住人になってしまうよ。(苦笑)
最近の物忘れの酷さを考えると、絶対いつかはやるんじゃないかと思ってたんですがね… ついにやっちゃった…orz
持ってる本買ってしまったぁぁぁぁ! (しかも三分の一ぐらい読み進むまで全く気付きもしなかった罠…)
一度処分した本を買いなおしたって言うんだったら納得いくけど、持ってる本はなぁ…うぅぅぅ…
いや…ね?うっすら持ってるような気はしてたんですよ、うん。 だって霊験お初の短編が載ってるなら私が買ってない筈ないんじゃないかな…って。(なら何故その時本棚確認しなかった!?)
どっちにしろピンポイントでところどころ憶えてるぐらいだったので、普通に楽しんで読めたから良しとしよう。
(今回の本の値段は授業料ってことだ… まあ大した損失じゃなくてよかったこと)
今回の教訓 : 私の脳が小説の内容覚えていられるのは8年以内…(短っ!)
このことがきっかけで、今日(もう昨日か)慌てて文庫の棚のチェック致しましたとさ。
他の方のブログ巡りをしてて気付いた… しまった、出てたのか!
(っていうか、最近ゆみぞうさんのサイトを見に行っていないのがバレバレだ)
今更知らぬ方もあまりいらっしゃらないかと思うのですが、著者のほしのゆみさん(HNゆみぞうさん)のサイトはコチラ。↓
http://members.jcom.home.ne.jp/hsnym/